「残像」
昨日は、久しぶりに映画を観た。
カートコバーンのドキュメンタリー映画。
カートは、なんだかとても痛々しく、
常にヒリヒリしていた。
終わりに向かって突き進む目をしていた。
でも、彼のステージでの音楽に対するエネルギーや、
表現をする事への情熱がとてもまっすぐで、
子供のようで、
芯の純粋さを表していた。
いい男だった。
今日、7月1日
恩師、天野滋さんの命日。
この日が来ると、とても単純な気持ちになる。
ただただ感謝しています、とても。
僕はありがたい事に、
天野さんの残した曲達を演奏する事が出来ている。
それは、確実に僕の心を揺らしている。
まだあなたが生きているかのように。
あなたの曲を演奏する度に思う、
みんな、あなたの残した残像の欠片を拾い集めているみたいだ。
その残像を、風船のようにして沢山空気に放つ事、
それが、僕のギターの役目なのかもしれない。
会えない寂しさを少しだけ引きずりながら、
今日はギターを弾こうと思います。
そうそう、天野さんもカートに負けないくらい、
いい男ですよ。
もう10年なんですね、天野くんが亡くなってから。
地元のラジオ局でさっきNSPの曲を流してました。
天使さんの「夕陽を浴びて」また聴きたいです。
秋に、中村くんのコンサートでお会いできるのを楽しみにしてます。
これからも 欠片 ずっと 集めて行きたい
天使さんの風船 沢山 放ってくださいね
秋には また 風船 見に行きます 欠片を 拾い集めに 行きます 。
Myspaceで「夕陽を浴びて」を聴きました。
天使さんのギターの優しい音色を聴いていると、歌詞の映像が浮かんでくるようでした。
天野さんが残してくれた曲を、ずっと聴くことができる私たちも幸せです。
天使さん、本当にありがとう。