2021年12月19日

おやすみなさい

告別式

最後のアルバムとなってしまった

詠い人の歌が流れてきた。


素敵なパラダイスが

音量を抑え目に流れてくる。

中村さんの優しく明るい声が

会場を包む。


橙色の空


永い想いが思い出に


神様のいたずら


と続く。

神様のいたずらのギターソロは

天国の天野さんへ届ける為に弾いたソロと思って弾いたのだけど、

中村さんの為、この時の為のギターソロだったのかもしれません。


もう随分前

2007年の事

14年前の7月1日

天野さんのトリビュートライブ

これNSPに触れる最後の日

その覚悟でギターを弾いた夜。


終演後、打ち上げの時

中村さんに

「まるさん、これからも歌おうと思うんだけど、

ギター弾いてくれない?」

と言われた時の事はずっと覚えています。

「いいですね!やります!面白そうですね!」

即答でした。


ツアーで

沢山の人に出会い

沢山の景色を見せてくれて

本当に感謝してます。


NSPの曲

沢山覚えました。

僕にとっては、夏休みの宿題のような感覚。

中村さんが天野さんの曲を歌う事

ギター二本で表現する事

色々と考え、たくさん演奏させて頂きました。


印象深いのは

2017年の10周年ライブで

八月の空へ翔べを演奏した時

一瞬にして完全に2002年1月26日日本青年館での

復活NSPのステージの景色とか匂いみたいなものが

そこにはありました。

ファンの方々の輝く本当に楽しそう表情をみれたのは

僕の財産になっています。


そうそう

マニアックライブなんて

あんな無謀な企画(やる曲をくじ引きで決める!)を

「面白そうだね」

と快諾してもらったり、

アルバムのアレンジをさせて頂いたり、

作曲ならまだしも作詞までも!

させていただいたり。。


音楽家としての成長を

ずっと近くで見守っていただいて

本当にありがとうございました。


天国までの距離

どのくらいなのだろう。

そろそろ天野さんと会ってるのかしら。


ではまた。


円山天使


IMG_1065.jpg
posted by 円山天使 at 15:58| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする